みうらの日記

みうらが日記をつけます。主に勉強記録をつけます。

9/15

1 やったこと

民訴

平成20年第二問 参加人の独立性と従属性、参加的効力

平成3年第二問 権利承継人の引受承継

昭和50年第二問 控訴の利益 明示なき一部請求

オリジナル 主張原則、積極的釈明、法的観点指摘義務

平成23年 死者を被告とする訴訟…当事者確定、任意的当事者変更、124類推

平成24年 明示的一部請求、理由中の判断の拘束力(客観的範囲)、基準時と形成権 (時的範囲)、相殺の抗弁の性質

平成25年 代位訴訟への独立当事者参加の要件(二重起訴と非両立性)、非保全債権不存在のときの既判力、共同訴訟参加

平成27年 損害費目と訴訟物、明示的一部請求と過失相殺

 

 

 

2 感想

・今日民訴おわんなかったなあ。

・ 予備試験は過去問解いた感じわりと超基本的な論点が出てる感じなので何もかけないということはなかろう。という希望的観測。

 

3 今日の考察

・「取締役に対する責任追及の株主代表訴訟(会社847Ⅲ、423Ⅰ)について、会社が取締役側に補助参加したときの参加の利益」について、管見だが若干検討したので貼っておく。

 

取締役に対する責任追及について株主代表訴訟が提起されているときに、会社が取締役側に補助参加する場合、「訴訟の結果について利害関係」が認められる、というのはどういうロジックになっているのか。

まず現在の会社法のもとでは849条で補助参加が認められているので、参加の利益を別に検討する必要はないように見える。しかし、この規定は判例法理の明文化であるところ、この規定がなかった時代の判例は(あるいは現在でも、この規定の背後にある理屈として)どのように参加の利益を認めているのか。

 

まず、補助参加の要件としては「訴訟の結果に利害関係を有する」ことが必要である。「訴訟の結果」は訴訟物に限る説と理由中の判断も含む説がある。「利害関係」は、法律上のものだが、参加人の法的地位・利益に影響を及ぼすものであれば足りる。

 

さて、取締役会がある会社で、平取締役が違法行為を行ったことにより会社423条1項の責任を追及されているとする。このとき、平取締役に対する損害賠償請求が認められることとによって、会社はどのような不利益を被るのか。

 

ここで考えたのは、

「訴訟の結果」に理由中の判断も含む説を前提にするが、まず平取締役に対する請求が認容されると、請求原因として平取締役の違法行為という任務懈怠の事実が認められたことになる。そうすると、他の取締役には監督義務がある(会社362条2項2号)ところ、違法行為が行われている時点で他の取締役の監督義務違反が強く推認されることになる(多分)。そのため、この平取締役の行為で第三者が損害を負っていた場合(有価証券報告書の虚偽記載とか)には、第三者

①取締役会つまり会社に過失があるとして、不法行為責任(民法709)を追及

②まず代表取締役に対して任務懈怠責任(会社423)、そして会社に対しその代位責任(会社350)を追及

あたりのルートで、会社に責任追及をする可能性がある(他にもあるかも)。この責任追及のおそれが、法的地位への影響にあたるのではないか。

ということである。

 

つまり

平取締役に会社423の責任肯定平取締役に違法行為の任務懈怠取締役会が違法行為を止めなかったことに任務懈怠または過失三者の会社に対する損害賠償請求

という形で、代表訴訟の判決理由中の判断に対する会社の利害関係が認められることになる。

 

もし、会社の補助参加を認めるのがこのような理屈であるのだとすると、任務懈怠をによって第三者が損害を被っておらず、およそ会社が第三者に賠償責任を負う可能性がないような場合(株主だけが不利益を被るような場合。まあパッと思いつくのは有利発行の場合などかな?)には会社に参加の利益は認められないような気がする。もしかしたら現実の事案では、もっぱら取締役会が仲間を守るため、みたいな形で会社の補助参加が使われているのかもしれないが(そこらへんは全然知らないが、なんとなく使われていそうな気がする)、もしそういう事案があるのだとすれば、会社849条に関わらず参加の利益を検討して、利益がなければ参加申出は不適法却下とするべきなのではないか。

 

ふう。

 

4 その他

・今日は家から出なかった。キチガイゲージを下げたいのだなあ